山陽西二見駅から徒歩5分の歯医者、河田大人こども歯科クリニック、院長の河田です。
先日、保育所検診へ行ってきました。
学校検診は、歯科医師会の会員が当番を決めて行なっています。私も今年度、保育所1施設が担当になりました。
う蝕の傾向
勤務医時代から、学校検診を行なった時は独自で分析をし、報告書を学校(または保育所)に提出するようにしています。保育園児はほとんどの場合、歯科疾患実態調査と同じ傾向になります。
すなわち、
・年齢が上がるにつれて虫歯が増える
・虫歯をもつ人数は少ないが、虫歯を持つ者は多数歯が虫歯になっている
の2点の傾向があります。
年齢が上がるにつれ食生活が変化し虫歯が増えていると疑っています。また、口腔衛生に関心がない家庭のお子さんにのみ虫歯ができていると思われます。
結局のところ、ポピュレーションアプローチとして食生活と虫歯の関係の情報提供、ハイリスクアプローチとして歯科医院への通院加療、が対策になると考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。