山陽西二見駅から徒歩5分の歯医者、河田大人こども歯科クリニック、院長の河田です
先日、診療終わりに、技工士室で装置を作りました。
”個人トレー”と言って、入れ歯の型取りの際に使用するオーダーメイドの装置です。
知り合いの先生に勧められた、ちょっと珍しい材料を使ってみました。
本来個人トレーは、時間で固まるプラスチックか、電子レンジのようなものでチンすると固まるプラスチックのどちらかで作成します。
今回は熱で溶けるタイプのプラスチックを用いました。
個人トレー作成
慣れない材料なので手間取りましたが、慣れれば確かに時短で作成できそうです。ただ、熱で溶けるので研磨する時も溶けてネバついたりと少し性質が違う分、工夫が必要そうです。
チェーアサイドでの調整が容易なため、口腔内で再度修正ができ、精度は高いと思います。
欠点としては、材料の値段が高い。3倍以上の値段がするので、そこも考えものかな、と思いました。
まだまだ材料が残っているので、どんどん作りたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。