河田大人こども歯科クリニック、院長の河田です。
今日は保育士国家試験対策についてお話しようと思います。
保育士国家試験のシステム
保育士国家試験の合格率は約24%で難関ですが、特に筆記試験の合格率が低いと言われています。筆記試験は9科目あり、それぞれの科目で合否を出します。9科目合格すれば実技試験に進めます。また、一度合格した科目は、向こう3年間は試験が免除されます。つまり3年間で全科目合格できればよいというシステムです。
実技試験は3科目の中から2科目を選択して、両方合格する必要があります。
筆記試験の科目
筆記試験の科目は9科目で、法律から実習理論まで広い範囲の知識を要求されます。詳しくは全国保育士養成協議会のホームページをご覧ください。
保育士が活躍できる仕事場
保育士が活躍できる場は非常に多いです。保育所や幼保連携型認定こども園はもちろんのこと、乳児院や児童養護施設、児童自立支援施設、いわゆる児童館にも保育士が勤務しています。
最近は歯科医院でも保育士が働いていることが多いです。
筆記試験の勉強方法
私の場合は、主に通勤の電車の中が勉強場所になっていました。勉強を始めた時点で試験4ヶ月前だったことと、通勤時間くらいしか勉強時間を確保できなかったので、効率重視で対策しました。
まず超入門書を読んで、どういう勉強をしようとしているのかを把握しました。次に1問1答のマルバツ問題を解きました。
この時点で1問1答の問題を解いても、全く正答できなくて、心が折れそうにうなりました…。解説を読んでもよくわからない…。なんとか耐えました。
次に実践形式の予想問題を解きました。できるだけ解説が豊富な問題集を選びました。
個人的には、「翔泳社 保育士完全合格問題集」が親切な解説で好みでした。
あと、you tubeも利用しました。寝る時、布団に入って電気を消してからyou tubeのチャンネルを聞き流していました。そのまま数分で寝落ちするので、睡眠学習ですね。
1回目の受験
4ヶ月間勉強して受験しました。
試験は土日に行われるのですが、私は土日両方とも診療をしていたので、有給休暇を取らなければ受験できません。勤務先は協力的だったので、休暇を取れたのですが、あまり迷惑をかけたく無いので、何度も落ちたくないなぁ、と思いながら試験を受けました。
結果は、9科目中8科目合格。1つ落としてしまいました。まぁ勉強不足、準備不足ですね。
2回目の受験
保育士国家試験は年2回あるので半年の準備期間がありました。科目も1科目だけなので余裕がありました。
1科目60分のためだけに半日の休暇を取るのはもったいなかったですが、仕方ないです。
1科目だけなので、無事合格。
実技試験に進めました。
長くなったのでここまでにします。実技試験については次回投稿します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。