山陽西二見駅から徒歩5分の河田大人こども歯科クリニック、院長の河田です。
今日はシリーズ小児歯科③と題して、泣いてしまうお子さんのアプローチについてお話したいと思います。
・tell show do 法
・カウント法
・モデリング法
・knee to knee 法
・褒める(さすがー、ご褒美、イエスセット)
今回はテクニック3つ目、モデリング法について解説します。
モデリング法
モデリング法は、模倣学習とも呼ばれ、主にお兄さん、お姉さんがいるお子さんに用いる手法です。
お兄さんお姉さんが上手に治療できているところ、できたら褒めてもらえるところを、見せます。すると真似をして、できるようになるのですね。
よく兄弟がいれば下の子の方が発達が早いと言われています。歩くのも、しゃべるのも、自転車に乗るのも、漢字が書けるようになるのも、下の子の方が早いと言われます。それは上の子の真似をするからです。
同じように歯科治療も真似をしてもらえれば、できるようになります。一般的に、虫歯治療ができるようになるのは4歳からと言われています。しかし、兄弟がいる場合は3歳のうちから治療できる子もたくさんいます。
見本になる子が必要なので、条件が限られますが、モデリング法は非常に有効なテクニックです。
次回はknee to knee法について解説します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。